2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

WEB 版マニュアル

何とかLaTeX2HTML が通るようになったので、WEB 版を上げておきます。 まだまだ挙動の検証が不十分なので、URL を含めていろいろ変更される可能性があります。 ソースファイルの共用ができていないため、しばらくの間は PDF 版 の改訂が先行すると思います。…

メールアドレス漏れ問題の追記

自分のメールボックス、具体的にはGmail の「アーカイブ」を調べなおしました。 電話をくれた、今回メールアドレスが表示された方は、うちのサイトに対する感想メールを、2年ぐらい前に下さった方でした。 その人とは「ありがとうございました」みたいな時候…

間違え電話に相手の本名とGmail アドレスがついてきた

追記 表示されていたGmail アドレスを調べたところ、どうやらうちのサイトに2年ほど前にメールを下さった方のようでした。そのときにはもちろん、電話番号のやりとりなどは行っていないので、今回のケースというのは、たまたま自分のGmail がメールアドレス…

一眼レフで猿になる

写真には正直全く興味がなくて、今までネットに公開していたわんこの写真自体、 ほとんどは奥さんが撮ったものだった。 この5年間ぐらい、うちではずっと、パナソニックのLUMIX という、 たしか6万円ぐらいのコンパクトデジカメを使っていた。そこそこいい値…

社会説得の考えかた

政治家の、小沢一郎の選挙に対する考えかたを読んで思ったこと。 川上から攻める 小沢一郎の目指したやりかたというのは、田中角栄が昔やっていたことをそのまんま引き継いでいるのだな、と思う。小沢一郎が「若手」だった頃、田中角栄は小沢を評して「頭は…

test

ゲームとジレンマ

ゲームとは 問題の中心にジレンマがあって、参加者が、自らの選択を通じてジレンマの解消を試みるとき、その状況は「ゲーム」であると言える。 ゲームにはルールがある。ルールとはジレンマの設計であって、よくできたルールは、 ジレンマの観察が容易で、「…

白鳥は水の下で足をかく

水面に浮かぶ姿がどれだけきれいであったとしても、水かきだとか、足だとか、水面下の構造を 持たない白鳥は、いつか沈んでしまう。 ある仕事に打ち込んで、努力の見返りとして、その仕事から、見合った対価を得られる人は幸福だけれど、 それはすごくまれな…

公開討論覚え書き

鳩山代表と麻生総理との公開討論会、MIAU 主催の、Webと政治に関する生放送を視聴したときのメモ。 討論形式の番組いうのは、必ずといっていいほど「編集」が入っていて、 演者の人たちもまた、たぶん編集前提で喋っていることが多いのだと思う。 自分のイン…

どこかに「グー」がある

病院での交渉ごとというのは、何しろあいては白衣を着て、なんだかえらそうな椅子に座っているものだから、一見すると圧倒的に、医師側のほうが有利に見えるんだけれど、実際白衣を着て座っている側からすれば、患者さんが、特に患者さんのご家族が、怖くて…

平凡なものをたくさん作る

「すごいもの」を目指した物作りは最初の段階で行き詰まって、たいていの場合、上手くいかない。 「すごい」は相対評価だから、そこにはたぶん「平凡な」先客がいて、 あとからそこに入り込むのは難しい。すごいものが目指したその場所が狭かったなら、 相手…

見栄と嫉妬の行動学

経済学は、人の振る舞いを、「利得」と「リスク」とのバランスで説明しようとする。 「利得」とか「リスク」に対する感覚というのは、どちらかというと個人的なものであって、 ネットワークを作った人、「社会」の振る舞いは、しばしば「利得」と「リスク」…

分からないときの振る舞いかた

間違える、あるいは「放り出す」といったほうが正しいのかもしれないけれど、患者さんを診察して、 その人の抱える問題に対して、主治医としてなんのアイデアも浮かばないときに、 患者さんに対して、どう「ごめんなさい」をすれば、その人の問題が解決する…

「書かれたルール」と「本当のルール」

ルールブックに書かれたやりかたと、そのゲームに勝つためのやりかたとはしばしば異なって、 ゲームはだから、「ルールを守る」のが好きな人と、「ゲームに勝つ」のが好きな人と、 たいていは2つの文化が衝突する。 「イヤーノート」という教科書 「本がルー…