自走式大腸内視鏡
- 「傘袋」みたいな細長いビニール袋を、入り口側から裏返す。ちょうど「ちくわ」みたいな物体ができる
- 袋の入り口側から空気を入れると、「ちくわ」は内側から伸びていって、元の形、棒状の風船に戻ろうとする。このとき、傘袋の「底」にあたる部分は、空気圧で前に進む
- 「ちくわ」が膨らんでいく先進部は、内側から外側へと、放射状にビニールが膨らむ。屈曲の強いところを進むとき、この動きがあるから、袋は屈曲に追従して、大腸を逆走しながら膨らんでいく
こんなことができるなら、その動きを利用して大腸カメラが簡単にできるようになる
- 「傘袋」を大腸カメラにかぶせて、袋の底にあたる部分を、カメラの先端に接着する
- 袋を途中まで裏返して、出来上がった「ちくわ」状の袋を直腸内に挿入、空気、あるいは温水を入れて、袋を膨らませる
- 袋は元の形を目指して大腸を逆走して、それと同時に大腸カメラは風船の中を空気圧で牽引される
- 袋が膨らみきったとき、大腸カメラは袋の長さ分だけ奥に入っているはずだから、肛門側から袋を破れば、後は通常どおり、大腸の観察が可能になる
ド素人でも簡単な大腸カメラの提案。無理 ?
大昔に流行った、野村トーイの玩具、「うなぎ小僧 つるべえ」というのがこんな仕組みだったはず。
空気圧とか使わないで、単純に少し肉厚のゴムの筒裏返して、 直腸側からそのまま押し込んでくだけでもいけるかも。